栗まんじゅうで宇宙が満たされる時

ドラえもんの秘密道具バイバインによって、この宇宙のどこかで増え続けている栗まんじゅうで不安で眠れなくなることは無いだろうか?

2017年10月13日に新しくアニメ放映されて話題になっていたらしいが、あの途方もない事件が世に知らしめられたのは 、バイバインのエピソードが収録された、てんとう虫コミックス17巻の発売日が1979年6月27日より少し前のことであったはずだ。それから約40年である。バイバインは液体で、それを一滴たらした物体は5分に一度2つに分裂する。そして、さらに5分が経過すると2つになった物体おのおのが分裂、合計で4つの物体となる。
そして、それが永遠に繰り返されるのだ……

バイバインについては既に多くの考察がなされている。
↓まずは、このあたりを見ていただくのが良いかと思う。
アンサイクロベディア【栗まんじゅう問題】

2019年6月2日現在、宇宙はまだ栗まんじゅうに満たされていない。
奇しくも今日はぐうたら感謝の日なので、こんなことを心配してないでぐうたらしないといけないのではあるが……もうすぐ寝ますけどね。

さて……






子供の頃に心配していたのは
栗まんじゅうを包んでいた風呂敷だ。

なにより、まずは風呂敷という和風アナログ感満載なものに包むというのがキテレツすぎて22世紀の科学力に圧倒される。
おいおい、そんなんでいいのお?!
いや、この風呂敷はオシャレってだけで本当は科学に裏付けされた物なのだ。こんなヤバイものを宇宙に投棄しようとしているのだから宇宙人たちを懐柔しようとする配慮だったのだ。
解決!

そして次に思ったことは、その栗まんじゅう満載の風呂敷を紐?で小型ロケットに繋げていること。というか小型ロケット自体もすこぶるショボイ見た目だ。
おいおい、そんなんでバランス大丈夫かよ!
いやいや、この小型ロケットはパワーにおいてもバランス調整においても優れた性能を発揮する未来の新システムなのだ。
解決!

そして一番不安だったのが、風呂敷すぐ栗まんじゅうで一杯になって破れちゃわない? たった一時間(5分で1回なんで12回分裂)で4096倍の質量になってしまうのだが?
やべえよやべえよ!!!!
いやいや落ち着け、この風呂敷もドラえもん御自慢のスーパーチート秘密道具で、カーボンナノチューブもびっくりの伸縮自在で超強度の物凄い新素材で造られた破れな~い、伸び~る設計の優れモノなのだ。あ~、22世紀の地球人類が発達してて助かったあ~
解決!

とまあ、とても雑……いや、とてつもなく壮大な事件だったのである。

で、栗まんじゅうはどうなったのか?

ボクは、どこかの超進化した宇宙人が何とかしてくれたのだろうと推測している。このことで、きっと彼らは地球人類を超危ない猿共だとマークしていることだろう。主に、ドラえもんのせいなんだけど、そんなAIを作ってネズミ被害後のメンテナンスも怠った地球人類の責任ではあるだろう。こうしてパイオニア計画ボイジャー計画は台無しになったのである。せめて栗まんじゅうを美味しいと思っていてくれたら幸いである。






四次元ポケットにぶっこめば良かったのではないかな……
もしくは風呂敷をタイムふろしきにしてみるとかさ。

ところで、
新聞紙を42回折ったら月に届くそうだが、ロボット大きさ比較動画をリンクしとく。宇宙の壮大さだけではなく日本のアニメ文化の凄さも感じられるから見た事ない人は是非とも見てほしい。それは未来への憧れに等しくもある。四代目ゴジラは100mらしいけど横にすると100m走の距離なんだよな。意外と大したことのないイメージ。高さへの畏怖イメージって、先天性なのか後天性なのか分からないけど生存本能として脳内で強調されてるんだろうと思ったりする。それが空への憧れにも転化されてんじゃないかね。人類の空や宇宙への進出はDNA的に織り込まれているに違いない。